【要確認】経理担当を雇用する前に確認するべき事
業種・規模に関わらず、事業を行う上で必要になるのが”経理”
個人で事業を行う場合や、会社の規模が小さいうちは経営者が自ら経理も担当する場合が多くあります。
しかし、事業が拡大するにつれて経理担当を新しく雇用する事を検討しますよね。
今回は、今後新しく経理担当を雇用する・経理担当を増員を検討している方にぜひ確認して頂きたい内容を記事にしていきます!
この記事では、
✔︎経理担当を雇用する場合のコスト
✔︎社員雇用をする場合のリスク
✔︎経理担当を雇用するよりもメリットの多い方法
これらの解説をしていきます。
目次
経理担当を雇用する場合のコスト
社員一人当たりの採用費用
これは、経理の担当に限った事ではありませんが、社員を雇用する場合には多くのコストが発生します。
下記は一人当たりにかかる採用費用
出典:リクルートの「就職白書2019」をもとに表を作成
このように、1名の採用をするために平均をして約70万円程が採用費として発生します。
さらに、近年は超売り手市場とも言われており、人員を雇用する事が非常に難しくなってきています。
採用活動が長引けば長引くほど、広告費は高くなり採用費用も高くついてしまいます。
社員雇用の毎月の固定費
社員を雇用する場合、毎月固定の費用が必要になります。
【内訳】
・給与
・保険
・交通費
・PC等の備品
・賞与
などで毎月平均で約30~40万円の費用が発生。
社員雇用のリスク
上記のように、社員を雇用するには多くのコストが必要です。
さらに、社員を雇用する場合のリスクとして
・退職のリスク
・退職の場合、再度採用の手間とコストがかかる
・欠勤のリスク
なぜ上記をリスクとしてあげたかというと、近年では転職率が非常に高まっており、ひとつの企業で長く務める確率が年々著しく下がってきているからです。
下記は最新の転職市場のデータです。
このように、転職希望社数が増加傾向にあるため、求人をかける企業の数も増えています。
つまり、近年では転職をするのが当たり前であり、大手企業も求人をかけているので中小企業はさらに人材雇用が難しい時代となることが予想されます。
社員を雇用するよりもメリットの多い方法とは
社員を雇用するよりもメリットの多い方法、それは“アウトソーシング”です。
アウトソーシングとは、業務の一部を外部に委託する事を指します。
アウトソーシングは近年の人手不足等の時代背景の関与もあり、注目をされているサービスの一つです。
社員を雇用する事が難しく、余分なコストをかけないために中小企業を中心に活用する企業が増えており、アウトソーシングのサービス自体も増えています。
今回ご紹介するのは経理ですがそれ以外に人事・秘書・営業など種類は様々。
採用代行はこちら
社員雇用とアウトソーシングのコスト比較
社員を雇用した場合は毎月30~40万円のコストがかかっていましたが、アウトソーシングした場合のコストはどれぐらいか比較をしていきましょう。
下記は経理代行 i-Staff Accounting から引用
アウトソーシングの場合は、代行する業務の量や実働時間によって料金が決まります。
平均利用料約10~12万円のため図のように、コストは約3分の1程に抑える事ができます。
さらに、アウトソーシングの場合は業務の量や実働時間によって料金の調整ができるため、余分なコストをかける事がないというメリットもあります。(繁忙期・閑散期によって実働時間を調整)
リスクヘッジ
アウトソーシングの場合、複数名で組まれたチームで業務の代行を行ってくれるので、欠勤のリスクもなくもちろん退職で業務が滞る心配もありません。
採用費・固定費・退職・欠勤などこれらのリスクヘッジができる事もアウトソーシングの魅力的なポイントでもあります。
アウトソーシングを利用すべきかの判断基準
上記のようにコスト面・リスク面で見るとアウトソーシングの方がメリットが多いです。
しかし、アウトソーシングは自社に常駐をするわけではないので全ての企業にマッチするかというとそうではありません。
そのため、アウトソーシングを利用すべきかの判断基準を下記にまとめましたので参考にしてください。
・コストの削減をしたい
・必要な時に必要な分だけ業務を任せたい
・本業に専念をしたい
・ノンコア業務から解放されたい
・依頼したい業務がオンラインで対応できる
・自社に常駐が必要である
・オンラインでは対応できない業務である
・全ての業務を自社完結したい
まとめ
働き方改革や、転職市場の関係もありアウトソーシングを利用する企業は今後も増加する事が予想されています。
今後、担当社員を雇用する事を検討している場合はアウトソーシングという方法も選択肢のひとつとしてみてはいかがでしょうか。
おすすめの経理代行を下記に記載しますので確認してみてください。
また、アウトソーシングを検討する場合はこちらの関連記事もご参考に↓↓
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